ブログを書くとき、最適な文字数ってなんだろうと思ったことはありませんか？
今回は、そんな悩みを解決するために、ブログ記事の適切な文字数について解説していきます。
こちらの記事は、こんな方におすすめです
- ブログ記事の文字数が多いほどSEOに効果的なのか知りたい方
- ブログ記事の最適な文字数を知りたい方
- 自分のブログを上位表示させたい方
- 上位表示されるブログ記事の書き方を知りたい方
ブログを上位表示させたいなら、文字数とSEOの関係を頭に入れておくとよいでしょう。
ブログ記事の文字数はSEOに関係ない
結論から言いますと、ブログ記事の最適な文字数というのはありません。
言い方を変えれば、
- 文字数が多いブログ記事だからといって、必ずしも上位表示されるとは限らない
- 文字数が少ないからと言って、必ずしも評価が低くなるとは限らない
- 文字数はSEOとは関係ない
ということです。
Googleのジョン・ミュラー氏は、「SEOと文字数は関係ない」と公式に発言しています。
100文字以下ならダメ、500文字以上ならOK というアルゴリズムは存在しないのです。Googleはページ全体を見て評価します。
ユーザーにとって本当に魅力的で、関連性の高い検索結果（ページ）を評価するのです。文章が長いか短いか、画像がたくさんあるかは全く関係ないです。また、Twitterでも同様のコメントをしています。
文字数が少ないからと言って、必ずしも品質が低いとは限りません。このように、ブログは文字数で評価されるものではありません。
ブログの記事が長い方がSEOに有利な理由
ただし、文字数が多い記事は検索で上位に表示される傾向があります。
検索上位に表示される文字数の平均は3800文字です。Googleの検索結果では、文字数が多い記事の方が、上位に表示されることがわかります。
ブログの最適な文字数について
WE ANALYZED 11.8 MILLION GOOGLE SEARCH RESULTS Backlincoの調査によると、検索結果上位10位の平均文字数は、英語で1447文字（日本語では約3800文字）です。
上位記事の文字数が多い理由とは？
上位記事の文字数が多い理由としては、以下のようなことが考えられます。
- 読者のニーズに合った記事を書いている
- 総合的な情報をまとめ、文字数を2,000～5,000字程度に収めている
- 文字数が多い
- 読者の満足度の向上
その結果、Googleからの評価が高くなります。このように、読者のニーズを120％満たす記事を書けば、結果的に文字数が増えることになります。
ブログの記事で文字数を増やすメリットとは？
文字数を増やすことで、以下のようなメリットもあります。
文字数を増やすメリット
- 複数の検索キーワードをヒットさせる
- 多くの複合キーワードに適合する
- 共起語を入れやすくなる
- 記事内の情報量が多い
- ロングテールキーワードの上位を狙える
- 固有単語数を増やすことができる
- ページの滞在時間が長い
このように、語数が多いほど検索されやすくなります。
SEO対策の注意点をご紹介します。
ブログ記事の文字数に関する注意点
文字数に関する注意点
- 文字数を増やすことを目的にしない
- 読者のニーズに合った文字数で書く
- コンテンツをコピーしない
以下、詳しく説明します。
文字数を増やすことを目的にしない
ブログの文字数を不自然に増やすのは、SEO的に逆効果です。
数年前までは「長文SEO」が流行りましたが、現在では通用しません。文字数はあくまで目安なので、読者の「役に立つ」ことを目標に、シンプルな記事を書きましょう。
読者のニーズに合った文字数で書く
ブログ記事の最適な文字数は、読者のニーズによって異なります。
- 結論のみが期待される：シンプルな記事
- 深い考察が期待される：深読みできる記事
このように、求められる情報量に応じた書き方が効果的です。
その他に、
- ビッグキーワード（検索ボリューム1万以上）：情報量が多く、文字数が1万字以上の記事
- ロングテールキーワード（検索ボリューム500未満）：ニーズに的確に応えるため、4,000文字程度
キーワードの大きさによって柔軟に対応します。
コピーコンテンツの禁止
文字数を増やすために、他サイトのコンテンツを無断で引用することは、言うまでもなく禁止されています。また、Googleはコピーされたコンテンツは、評価しないことを公式で念押ししています。
オリジナルコンテンツが推奨される
新鮮で、オリジナルなコンテンツを作成することが推奨されます。ユーザーに付加価値を与えない既存のコンテンツのコピーは避けてください。
ブログ記事のタイトルは30文字以内が望ましい
ちなみに、最新のGoogleアルゴリズムによると、記事タイトルは30文字が最適とされています。文字数を意識して、ブログのタイトルを変更したところ、アクセス数が大幅にアップしました。
タイトルは、SEOで最も効果の高い部分ですので、今すぐ実践してみてください。
文字数だけじゃないSEO対策に効果的なブログの書き方
SEOに効果的なブログを書いてみたいのでしたら、文字数だけではなく、複数のポイントを押さえることが大切です。
どんなジャンルのブログでも、次のポイントに気をつければ、Googleに評価される記事を作成することができます。
コンテンツにオリジナリティーを持たせる
記事の内容はもちろん、タイトルや見出しも、競合他社の記事と同じような書き方をしてはいけません。
Googleは、オリジナリティーに富んだコンテンツを評価しますので、他の記事と似たような内容だと検索順位が下がります。
競合他社の記事はあくまで参考程度にし、自分の経験や自分なりの方法・考え方を書くように心がけてください。
読者のニーズをリサーチする
Googleに評価されるためには、ユーザーのニーズを満たすことが最も重要です。そのため、自分が書きたいことではなく、ユーザーが知りたいと思う情報を載せるために、ニーズの調査を行う必要があります。
Yahoo! などのサービスとのやり取りを参考に、ユーザーがどんな悩みを抱えているのか想像できればOKです。
1つの記事で読者の悩みを解決する
ニーズの調査をもとに、ユーザーが知りたいことを解決する記事を1つ作りましょう。
回答が曖昧だったり、ユーザーが知りたい情報が全て含まれていない場合、ユーザーはすぐに他のブログに移動してしまいます。ユーザーの悩みや疑問には、必ず端的に答えましょう。
ストレスなく読める文章にする
誤字脱字はもちろん、同じ文末表現を何度も繰り返すなど、読んでいてスムーズでないブログは、ユーザーの早期離脱を招きます。
コンテンツを充実させることはもちろんですが、ユーザーがストレスなく読めるブログを作ることも非常に重要です。
ブログを書いたら、一度声に出して読んでみることがおすすめ
実際に声に出して読むことで、おかしな部分を見つけやすくなります。
ブログ作成に便利な語数カウントツール3選
前述したように、ブログの記事には決まった文字数はありません。読者のニーズを満たす内容であれば、自然とGoogleに評価されます。
しかしながら、文字数を意識して書く人も多いので、ここではおすすめの文字数カウントツールを3つ紹介します。
Google ドキュメント
Googleドキュメントで、文字数を数えることができます。
上部の「ツール」→「文字カウント」をクリックするか、ショートカットキー「CtrlまたはCommand + Shift + C」を押すと、文字数のカウントが表示されます。
ちなみに、「入力中に文字カウントを表示」をクリックすると、Wordと同じように、執筆画面の下に文字数カウンターが表示されます。
Word（ワード）
Microsoft Officeに搭載されているWordには、デフォルトで文字数カウント機能が搭載されています。
画面下部から入力されている文字数を確認することができます。
Wordの文字数のカウント
ちなみに、文字の範囲を選択して、上部のツールバーの「レビュー」→「文字カウント」をクリックすることで、部分的な文字カウントを行うことも可能です。
かんたん文字カウント（Chromeアプリ）
ブラウザにChromeをお使いの方は、専用アプリ「かんたん文字数カウント」もおすすめです。
文字数をカウントしたいテキストを選択し、右クリック→「選択したテキストの文字数をカウント」をクリックします。すると、文字数が表示されます。
こちらのツールは、簡単に使えますので、インストールしておくととても便利です。
まとめ：【決定版】ブログの最適な文字数とは？SEOに効果的な書き方も紹介
いかがでしたでしょうか？ブログの最適な文字数や、SEOに効果的な書き方について、ご理解頂けたと思います。
今回は、ブログ記事の最適な文字数について解説しました。最後に本記事の要点をまとめておきましょう。
主なポイント
- SEOと文字数には直接的な関係はない
- ブログ記事の最適な文字数は存在しない
- Googleに評価されるためには、記事の質を意識することが重要である
- ユーザーの問題や疑問を解決できるブログ記事なら、正直文字数は関係ない
ブログを上位表示させたいのであれば、何文字で書くか？ということよりも、ユーザーの悩みは何であるのか？、それを解決するために何を伝えればいいのか？を考えましょう。
ブログの記事に正しい文字数というものはありません。たとえ文字数が少なくても、内容が充実していればSEOの順位は上がります。
確かに実際に上位表示されている記事は5,000文字以上のものが多いですが、それはコンテンツを充実させた結果です。
大切なのは、読者のニーズを深く満たすことですので、常に読者が何を求めているのかを考えながら記事を書くように心がけましょう。
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